
毎朝起きたとき、なんだか首が痛いという症状ってありますよね。
昨日の晩は痛くなかったのに、朝起きると首が痛い!
そんな場合は枕が合っていないのかも知れません。
今回は、「首の痛みと枕はどんな関係があるのか」「枕を変えれば、首の痛みが楽になるのか」
を説明しようと思います。是非参考にしてみてくださいね。
首が痛い!その原因は枕
夜寝るときには首は痛くなかったのに、「なぜか朝起きるとまた首が痛くなった」ということはないでしょうか? それは寝ているときの姿勢に問題があるかも知れません。
姿勢が悪いと首が痛くなったり肩が凝ったりしますが、同じように寝ているときの姿勢が悪いと、首の筋肉が凝り固まって、知らずしらずのうちに首に負担をかけてしまうことになります。
枕は首や肩まわりの姿勢に大きく影響するので、朝起きて首が痛い場合は枕が原因になっていると考えられます。
自分の体に合っていない枕を使用し続けると、毎朝の首の痛みだけでなく、肩こりやストレスにもなりかねません。
なぜ枕で首が痛くなるのか
枕で首が痛くなる理由としては、下記のようなことが考えられます。
- 枕の高さが合っていない
- 枕の固さが合っていない
- 寝返りが打ちにくい枕を使用している
枕が高すぎる
枕が高すぎると、どうしても首が前のめりの状態になってしまいます。
これはパソコンやスマホを触っているときと同じで、スマホ首やストレートネックと言われる「アゴが前に突き出たような悪い姿勢」になっているので、首に大きな負担をかけることになります。また、高すぎる枕は気道も狭くなってしまうので、イビキの原因にもなってしまいます。
同じ姿勢が続く
同じ姿勢が続くことで、首や肩に負担がかかります。
できるだけ同じ姿勢が続かないよう、「寝返りを打つ」ことが必要です。あまり頭が枕にフィットし過ぎると寝返りを妨げてしまうことになり首を痛めてしまいます。
どんな枕がいいの? 枕選びの基本
自分に合った枕を選ぶのは難しいですが、首が痛くなる理由から考えて「枕の高さ」「枕の固さ」「寝返りが打ちやすいか」ということに重点を置き、首や肩の位置が「立ったときの正しい姿勢」と同じような状態になるものを選ぶことをおすすめします。
枕の高さは、寝ている間の首の姿勢に直結するので、高さ選びは枕選びの最重要ポイントと言えます。
次に「枕の固さ」ですが、柔らか過ぎると頭が沈み込んでしまうので、寝返りが打ちにくくなってしまいます。
逆に固すぎた場合は、横向きに寝たときに枕に触れる側の耳が痛くなってしまうことがあります。枕の固さは「寝心地」に影響するので、固すぎず柔らか過ぎないものを選びましょう。
最後の「寝返りが打ちやすいか」という点については、枕が柔らかすぎるという点にも繋がるので、枕の固さをチェックし、頭を置いたときにぴったりホールドし過ぎない形になっているかをチェックしてください。
これらのことから、枕を選ぶときには、高さ、固さ、形の3点を意識して選ぶといいでしょう。
具体的には下記の点を基本に枕を選んでみてください。
- 仰向けで寝たときに首が真っ直ぐになっているか、
- 仰向けで寝たときに息苦しくないか
- 横向きで寝たときに首が左右無理な角度に曲がらないか
- 横向きで寝たときに耳が痛くならないか
- 寝返りが打ちやすい形になっているか

まとめ
首が痛くなるのは、枕が原因とは言い切れませんが、原因の一つと考えられます。
日中は首のストレッチをすることも重要ですが、一日のうち約3分の1は睡眠しているので、寝ている間の対策としては、枕を自分に合ったものに変えるだけでも非常に効果的と言えるでしょう。
バッチリ自分に合った枕が見つかれば、凝り固まった首や肩が朝起きたときにはスッキリします! 枕を変えるだけで毎朝の首の痛みがなくなったら毎日が楽しくなりますよ。
自分に合ったいい枕を見つけて、一日も早く首の痛みから開放されるといいですね。