
腰痛はお店でマッサージを受けるだけでも楽になりますが
気になるのはサービスを受ける価格です。
安い費用で適切なマッサージを受ける方法を紹介します。
保険が適用されるマッサージは?
近頃では、駅に近い場所やショッピングモールにも
マッサージをしてくれるお店が増えてきましたが
60分で5000円〜8000円程度と高額になってしまいます。
やはり患者としてはハードルの高い金額ですね。
このような価格でマッサージをしているのは
リラクゼーション店であり、医院ではありません。
医院ならば保険が効くのでおすすめです。
注意したいのは、医院とお店を混同してしまうこと。
お店はリラックスする場所、
医院は治療する場所と考えれば間違いありません。
また、非常に分かりにくいですが
「整体」も治療行為ができないので保険は適用されません。
リラクゼーション店/整体 | 医院(整骨院・接骨院) |
保険が効かない | 保険が効く |
鍼灸(しんきゅう)の場合
鍼灸で健康保険を使うには、「医師の同意書」が必要になります。
健康保険の適用期間は6ヶ月、治療を受け始めた月は15回まで
翌月からは10回までとなります。
それで治らない場合には、治療は打ち切られます。
マッサージ師の場合
マッサージ師の治療を受ける場合も「医師の同意書」が必要です。
病気にもよりますが、約1年〜1年半まで健康保険が適用されます。
整骨院・接骨院の場合
整骨院や接骨院といえば、体をポキポキ鳴らすイメージがありますが
実際には一般的な手技療法とあまり違いはありません。
柔道整復師の場合は、医院が保険請求を代行するかたちで
保険が適用されるので書類作成に「印鑑」が必要になります。
整体は健康保険が効かない
鍼灸師(しんきゅうし)、マッサージ師、柔道整復師は
国家資格を取得しなければならないので
健康保険が適用されますが、
「整体師」は国家資格は必要としません。
鍼灸師、マッサージ師、柔道整復師は
体に異常のある患者の治療行為ができます。
それに対して、「整体師」は骨格のゆがみを調整し、
健康を促進するのが主な目的で
あくまでも健康な人が対象であり、
治療行為はできないことになっています。
つまり患者を治療する資格を持っていないので
健康保険も効かないということです。
整体師 | 鍼灸師・マッサージ師・柔道整復師 | |
治療行為 | ☓ | ◯ |
健康保険 | ☓ | ◯ |
まとめ
腰痛症や椎間板ヘルニアなら、
どうしてもマッサージが必要と言えます。
しかし、腰痛の治療に使えるお金は無限にはありません。
健康保険が効く医院を有効に活用して
できるだけ費用をおさえて適切な治療をしてください。
健康保険が効く全国の鍼灸マッサージの医院は
「NPO法人 全国鍼灸マッサージ協会」で検索できるので
参考にしてみてください。
あなたの応援で明日も頑張れます。
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