
椎間板ヘルニアでは、くしゃみや咳をするだけでも
腰に激しい痛みが発生することがあります。
初めてこの痛みを経験された方は、
その激痛に驚かれることだと思います。
こんな時はどう対処すればよいのでしょうか。
くしゃみ・せきで痛む時期が一番つらい
私も、立って歩けなかった時に
この激しい痛み経験しました。
くしゃみやせきで激しく痛むほど痛い時は
絶対安静にしておかなくてはならない状況で、
私が経験した中で最も痛くて辛い時期でした。
特にくしゃみをする時の痛さといったら
今思い出しただけでも恐ろしくなります。
あわてて病院に行かない まずは安静!
あまりにもの激しい痛みに
不安にも襲われることがあるかも知れませんが
ある程度痛みがおさまってから病院に行けば大丈夫なので
まずはあわてずに正しい方法で安静にしてください。
受診して早く状況を知りたい気持ちは分かりますが
くれぐれも無理に病院に行かないようにしてください。
まずは安静、病院はその後です。
正しい応急手当ての方法
安静時は正しい方法で行うようにしましょう。
正しい安静といっても難しくはありません。
横向きに寝て安静にする
横向きになり、軽くひざを曲げます。
腰も少し曲げる感じでエビのように丸くなります。
仰向けに寝て安静にする
仰向けになる時も軽くひざを曲げます。
座布団やクッションなどを使うと自然にひざが曲がります。
ぎっくり腰など急性の腰痛の場合には
アイスパックや氷で冷やすと早くラクになります。
(※慢性の腰痛は冷やすと悪化するので注意してください。)
痛みがおさまったら病院へ
症状の度合いにもよりますが、
だいたい1週間〜2週間で腰の痛みが和らいできます。
無理しなくても歩けるぐらいになったら
病院で検査してもらいましょう。
今後は腰痛体操やストレッチで
治療していくことになると思いますが
痛みがおさまっていない時に始めるのは危険です。
自己判断で始めずに、病院で医師と相談してから
正しい方法で治療を始めるうようにしてください。
まとめ
くしゃみやせきで腰に痛みがともなう時は
体だけでなく精神的にも本当に辛いものです。
これから先のことが心配で患者さん本人も
家族も動揺してしまうかも知れません。
仕事ができなくなるんじゃないか・・・
趣味が楽しめなくなるかも知れない・・・
私も同じように不安をかかえていましたが
今では仕事もスポーツも楽しめるようになりました。
腰痛を治すには少し時間はかかりますが、
ほとんどの人は腰痛を克服できるので、
がんばってくだいね。
あなたの応援で明日も頑張れます。
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