
重い荷物を持った瞬間や急に動いた時、
腰に「ギクッ」という激しい痛みが走るときがあります。
個人差はありますが、立っていられなくなるほどの痛みに襲われます。
こんな時はいったいどう対処すればよいのでしょうか。
ぎっくり腰になってしまったら?
ぎっくり腰になってしまったなら
何はともあれ安静にすることです。
すぐにでも病院で受診したい気持ちは分かりますが
痛みが激しい時に無理をするのは禁物。
ある程度痛みが軽くなってから受診すれば大丈夫なので
慌てずに対処するようにしてください。
病院に行くときはどんな時? その判断は?
① 正しい姿勢で安静にする
安静にするといっても、どうすればいいのでしょうか。
できるだけ早く回復させるには、
正しい姿勢で安静にすることが重要です。
まずは仰向けになり、ひざを軽く曲げるようにします。
座布団をひざの下に置くと、自然にひざが曲がるのでおすすめです。
くしゃみ・咳で腰に激痛が走る腰痛!その対処法は?
痛みが激しいこの時点では、
うつ伏せにはならないようにしてください。
ぎっくり腰に限らず、どんな腰痛でも
うつ伏せの状態は腰に負担がかかるので
避けるようにしましょう。
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② アイスパックや氷で冷やす
腰の痛みが軽くなってきたら
うつ伏せになり患部を冷やします。
脊柱の両側あたりを押すと、激しく痛む部分があります。
指で押してみて、痛くなる場所を中心に、
アイスパックで1分〜2分間冷やして
しばらく休んだら、また1分〜2分間冷やします。
これを数回くり返し、皮膚が赤くなってきたら中止します。
アイスパックがなければ、
氷を5個か6個ぐらいビニール袋に入れて使ってもOKです。
③ 1日たったら温める
冷やした後は、逆に温める方が効果的です。
アイスパックで冷やしてから、
24時間経過したら今度はホットパックや
温湿布を使って温めるといいでしょう。
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また、足まで痛みが伴う場合はマッサージや指圧で
緊張した筋肉をもみほぐして痛みをとります。
ただし、いっこうに痛みが治まらないときは
専門家の検査を受けるうようにしてください。
まとめ
ぎっくり腰は慢性の腰痛症と違い、すぐに治ったと思いがちですが、
一度ぎっくり腰になったら、また同じように
ぎっくり腰になってしまう危険があります。
くれぐれも、急に体を動かさないようにしてください。
重い物を持つ時、中腰になる時はもちろんですが
テニスやゴルフなどのスポーツは非常に危険です。
激しいスポーツは避けるようにしましょう。
あなたの応援で明日も頑張れます。
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