
腰痛持ちにとって「体重は天敵」といっても過言ではないかも知れません。腰痛体操はいい対策になりますが、ダイエットすることも腰痛対策として有効です。
私もダイエットすることで腰の痛みが驚くほどなくなりました。今回は私が実践した腰痛におすすめのダイエット方法を紹介します。腰痛で少し体重が気になる方は、是非参考にしてみてください。
腰痛持ちにおすすめの運動ダイエット方法は?
私が椎間板ヘルニアによる腰痛で、立てなくなる程の痛みに悩まされたことがありましたが、体重を5kg減らすだけですっかり良くなり、子供と一緒にサッカーができるほどまでに回復することができました。
それまでは腰痛体操やストレッチだけを頑張って続けていたのですが、ある程度までは腰の痛みがなくなるものの、それ以上腰の痛みがなくなることはありませんでした。そこで「体重を減らせば腰の負担も軽くなるはず!」と思ったので、ちょっとしたダイエットにも取り組むようになりました。
そして3ヶ月ほどで5kgぐらいダイエットに成功し、そこから腰の痛みもかなりなくなりました。私が実践した方法も含め、腰痛症におすすめの運動ダイエット方法を紹介します。
- ウォーキング
- 自転車
- 腹筋・背筋運動
- 踏み台昇降
ウォーキング
ウォーキングは20分以上歩くことで少し汗が出てくると思うので、気持ちいい汗をかくぐらいは歩いておくといいです。ダイエット効果が期待できるだけでなく、腰痛対策として腹筋や背筋など腰まわりの筋力アップにもなるので、まさに一石二鳥です。

自転車
自転車に乗るのもいいダイエットになります。ウォーキングと同様で、腰まわりの筋力アップにもなるので、腰痛持ちならやっておいて損はないダイエット方法です。
ただし、ロードバイクのような前傾姿勢になる自転車は、逆に腰を痛めてしまうので、必ず背筋が伸びる自転車にしておきましょう。おすすめの自転車はママチャリです。腰痛対策に高級な自転車は必要ありませんよ。
腹筋・背筋運動
腹筋と背筋は、お腹まわりのダイエットとしても効果的な方法です。また腹筋や背筋が強くなることで、しっかりを腰を支えることができ、姿勢もよくなります。ダイエットと筋力アップが両方同時に行えるのでおすすめです。ただし、間違った方法で腹筋や背筋運動をすると、かえって腰を痛めてしまうことがあるので、腰痛対策に合った方法でトレーニングするようにしましょう。
踏み台昇降
踏み台昇降も腰痛対策におすすめです。ただし踏み台昇降は「やり方」に注意が必要で、必ず背筋を伸ばして姿勢を正しい状態にして行うようにしましょう。何も考えずに踏み台昇降をすると、どうしても前のめりになってしまう危険があります。こうなると腰に負担をかけてしまうので、必ず「姿勢を正しく」を意識して行うようにしてください。
なぜ運動ダイエットが腰痛に効果があるのか
運動ダイエットすることで体重が軽くなり、腰への負担が軽くなるので腰の痛みも緩和されます。
腰痛の場合、上半身の体重を減らすことが重要なので、お腹まわりの脂肪が気になっているのなら、ダイエットすることできっと腰の痛みが楽になるでしょう。
食事を減らすダイエットも有効な方法ですが、腹筋や背筋などの腰まわりの筋力アップと、ダイエットが同時行える運動ダイエットはより効果的と言えます。特にウォーキングや自転車は、確実に腰まわりの筋肉が動くのでかなり効果があります。
激しい運動は禁物!
ダイエットと言っても、腰痛改善のダイエットはそんなに苦しい方法は必要としません。むしろ激しい運動は腰に負担をかけてしまうので、ゆっくりやるようにしてください。ウォーキングも自転車も踏み台昇降も、ゆっくりめに行いましょう。
早くやってもそれほどダイエット効果が高まるわけでもありませんし、腰痛改善に必要な筋力が一気にアップするわけでもありません。ゆっくりと長く続ける方が、ダイエットにも腰痛にも効果があります。

減量も有効
当たり前ですが、何もダイエットは運動だけではありません。食べる量を減らして体重を減らしてもいいです。ただし健康面だけには注意してやりましょう! 決して無理な食事ダイエットはやらないようにしてください。
ちなみに私は一日3食だったのを一日2食に減らしただけですが、簡単に痩せることができました。腰の痛みも一気に楽になるので、「ちょっと食べ過ぎかな」っていう人は食事もコントロールしてみるといいでしょう。
まとめ
腰痛持ちにとって上半身の体重は自分で思っている以上に影響があります。私の場合たった5kg痩せただけで、驚くほど腰の痛みがなくなりました。
毎日、積極的に歩いたり自転車に乗るようにしたので、ただ単に体重が減ったことが腰痛改善につながったのではなく、腹筋や背筋などの筋力アップも同時に行えたからだと思います。
やっぱり腰痛持ちには腰痛持ちに合った方法でダイエットやトレーニングをすることが重要ですね。